納骨法要の意味を解説
故人の遺骨を、その人が入るお墓におさめることを「納骨」と言いますよね。このときに行われる一連の法要が「納骨法要」です。宗派やそのお寺・神社・教会や、委任する業者、故人や遺族の意向などにより、対応が多用に変化してくるので、きちんと下調べをしておく必要があります。
納骨法要は、故人が亡くなった際の通夜や葬式と違い、ごく内輪の親戚や友人だけで執り行うのが一般的です。
法要方式がどのようであれ、法律上の規定に準じる必要があるため、「埋葬許可証」が必要になることを忘れず、きちんと手続きをして、滞りなく納骨を進められるようにしましょう。
故人が入るお墓を決めることから、納骨法要は始まっていると思ってください。先祖代々の墓に入るにしろ、新しく墓を建てるにしろ、一般的な流れがあります。
- 墓石を扱っている石材屋への連絡:墓誌に故人の名前を彫刻するため
- 墓の管理者への連絡:納骨法要を滞りなく進めるため
- 神社・お寺・教会との打ち合わせ:読経や焼香、聖書朗読や賛美歌などの決定
- 出席者への連絡:身内のみの場合は電話で良いが、それ以外の場合は案内状の手配も検討
- 料理の手配:納骨法要後に故人を悼む場所を設けるため
- 各種お布施等の準備:御経料、お車代、御玉 串料などが必要となるため
上記以外にも、卒塔婆の手配や墓石の塗り替え、事前ミサなど、打ち合わせてから本番まで、料金の件も含めて、下調べが必要なものが多いです。相場のラインは存在しますが、あくまで相場なので、使用するお寺や神社、教会にきちんと確認をとるようにしてください。お料理の準備なども、「外部の業者に依頼する」場合と、「そのままお寺・神社・教会と連携をとっているところら依頼する」場合とでは違って来ます。その他、ごく内輪だけの場合であれば、自分たちで準備をするということもあり得ます。