カロートとは?霊園用語集

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カロートの意味を解説

カロートとは、一言言えば「納骨棺」です。納骨棺と言ってもいまいちピンと来ない、と言う方もいらっしゃるでしょう。カロート、納骨棺はお墓の下部に作られたお骨を置くスペースです。火葬の場合、人間は焼かれ骨になってしまいます。骨となった故人ががゆっくりと眠る場所がカロートなのです。お墓にとって一番重要な場所と言ってもいいかもしれません。カロートには地下式カロート、地上型カロートがあります。

一般的なお墓のカロートは、墓の底面をくり貫いて、地下に作られている地下式カロートです。大きさは3平米程度が一般的です。大きなカロートになると6平米から12平米のカロートになります。ゆっくりと故人に眠ってもらおう、家族が多いと言う場合には大きなカロートのほうが良いかもしれません。また、カロートには2段式と言うのもあります。床に2階層とすることで、さらにゆったりとしたカロートを作ることが出来ます。

地上型のカロートは、主に洋型墓石に用いられています。また和型墓石でもカロートが地上にあるタイプは存在します。地下を使用する通常の地下式カロートに比べて、地上にカロートのある地上型カロートは安価な傾向にあります。

地上型カロートと地下室カロートではどのような利点があるのでしょうか。地上型カロートの利点は、故人をゆっくりと眠らせることが出来る、地下型のため天候等に左右されないと言う事があります。

地上型のカロートは、地下型のカロート比較すると値段が安い、雑草などが生えず、汚れる心配がない、などが挙げられます。個人の意思と予算などを考慮して選択してください。どちらが良いかは、皆さん次第です。カロートは故人が眠る大事なスペースであり、神聖なスペースです。良く考えて決断してください。

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